食器洗浄機のTips

食器洗浄機のトラブル防止のために

このコンテンツは、一般的なドアタイプ業務用食器洗浄機を想定して作成しています。洗浄機のメーカー・機種によっては、構造や操作方法がそれぞれ異なることがあります。くわしくは、取扱説明書をお読みいただくか、洗浄機メーカーにお問合せください。

食器洗浄機のTips

スタート時

ノズルのチェック

ノズルのチェック

洗浄ノズル、すすぎノズルがスムーズに回転するか、詰まりがないかを確認します。

針金やピンセットを用意しておくと軽度の詰まりなら、作業者でも簡単に解消できます。
ノズルは酷使される部分の1つであり、部品が劣化・損傷するリスクはかなり高いです。
不具合の状況によっては、部品の交換が必要になることがあります。

お湯の温度

お湯の温度

お湯の温度を確認します。洗浄温度60℃、すすぎ温度80℃が基本です。

温度がなかなか上がらない場合は、湯沸し装置の不調・能力不足が考えられます。

供給装置の電源

供給装置の電源

洗剤供給装置の電源が入っていることを確かめます。

機種によっては操作が不要のものがあります。

使用中

ラッキング

ラッキング

食器や什器を洗浄ラックに詰め込んだり、重ねたりしない。

洗浄液やすすぎ湯が十分に当たらないので、汚れが落ちなかったり、すすぎが不十分になったりします。
また、食器を傷めたり、洗浄機のノズルを破損したりする原因にもなります。

途中で開けない

途中で開けない
※運転途中の禁止行為

洗浄途中でドアを開けない。

洗浄中にドアを開けますと、アルカリ性で高温の洗浄液が周囲に飛び散り危険です。 また食器はすすがれないので問題があります。

使用後

洗浄液を捨てる

洗浄液を捨てる
※洗浄機の清掃は念入りに

洗浄機の電源を切り、内部のお湯を排水し、洗浄機内の粗いゴミを取り除きます。

昼ピークの洗浄運転後の処置は、お湯の排水だけで十分です。

トレーを取り外す

トレーを取り外す
※洗浄機の清掃は念入りに

洗浄機本体のゴミ受けトレーを取り外し、ゴミを捨てます。

ゴミ受けカゴを取り外す

ゴミ受けカゴを取り外す
※洗浄機の清掃は念入りに

ゴミ受けカゴを取り外し、ゴミを捨てます。

取り外し方は機種ごとに異なります。くわしくは取扱説明書を参照してください。

ブラシでこすり洗い

ブラシでこすり洗い
※洗浄機の清掃は念入りに

ゴミ受けカゴ、ゴミ受けトレーをブラシでこすり洗いします。

ヌメリがある場合は中性洗剤の使用をおすすめします。
細孔の詰まりをていねいに取り除きます。

センサーをこすり洗い

センサーをこすり洗い
※洗浄機の清掃は念入りに

水位センサー、濃度センサー部分をそれぞれブラシでこすり洗いします。

濃度センサーは洗浄槽の深い所に設置されています。
※センサーが不要で設置されていない場合もあります。

内部を洗い流す

内部を洗い流す
※洗浄機の清掃は念入りに

洗浄機内をスポンジでこすり洗いした後、水でよく流します。(ホース/シャワー使用)

電気部分には絶対に水をかけないようにします!

外側を拭く

外側を拭く
※洗浄機の清掃は念入りに

お湯でしぼったダスターで、洗浄機外側のステンレス部分を拭きます。

トレーなどを元に戻す

トレーなどを元に戻す
※洗浄機の清掃は念入りに

ゴミ受けトレー、ゴミ受けカゴをセットします。

セット忘れのないよう十分に確認します。

乾燥させておく

乾燥させておく
※洗浄機の清掃は念入りに

ドアは開けたままにし、内部を乾燥させておきます。

閉めたままにすると腐敗や腐食の原因になります。